産地によるコーヒーの違いとは？

【中南米のコーヒー】

コーヒー豆を選ぶ際にはいくつかの要素がありますので、それぞれの違いを覚えておくと、自分好みのコーヒー豆を見つけやすいです。要素としてはロースト度合いや種類、産地といったものがあります。特に産地による違いは大きく、その差を知るとコーヒー豆選びも楽しくなりますので、ある程度の知識を身に着けておきたいものです。

世界的に産出量が多い産地としては、まず中南米を挙げることができます。具体的には世界トップのブラジルやコロンビア、グアテマラなどがあります。中南米のコーヒー豆は、全体的にバランスが取れていてブレンドに使われることが多いです。実際にブラジル産のものは、きつ過ぎない程度に苦みがあって酸味も控えめで、どんな人にも好まれるバランスの良さがあります。グアテマラは香りが高くさっぱりとした味わいなので、特に日本人に好まれる味わいとなっています。

【アフリカのコーヒー】

アフリカ産のコーヒー豆も、世界的にシェアが高く日本でも好まれています。最も有名なものとしては、タンザニア産のキリマンジャロがあります。香りが高く高貴な味わいを持っているのが魅力です。他にも、ケニアやエチオピアなどの産地も有名で、日本にもかなり輸入されています。アフリカ産の豆は、全体的に酸味が多少強く、香りがあるフルーティーな味わいが特徴となっています。