コーヒーにはたくさんの品種、産地があることはよく知られています。そうした数あるコーヒーの中でも多くの人に愛されているコーヒー「グアテマラ」。グアテマラコーヒーの甘い香りとさわやかな酸味が、人気の理由の一つと言えるでしょう。グアテマラ共和国はコーヒー生産国ならではの魅力あふれる国です。
・グアテマラ共和国とは
グアテマラは中央アメリカに位置し、首都はグアテマラシティです。メキシコ、ベリーズ、エルサルバドル、ホンジュラスと国境を接しています。南は太平洋に、北東はカリブ海に面しています。主要産物は砂糖、バナナ、コーヒーです。労働人口の半分が農業に従事しています。比較的国土の小さな国ですが、コーヒーの生産大国として知られています。生産量世界10位程と中央アメリカを代表する産地です。
・グアテマラの気候
グアテマラは日本と同じ火山国です。そして国土の約70パーセントが山岳地帯となっています。山岳地帯ならではの厳しい寒暖差、豊富な雨量、コーヒーに適した土壌など、高い品質のコーヒー豆を生み出す絶好の条件がそろう国といえます。
・主なコーヒー生産地
グアテマラ国内にはたくさんの生産地がありますが、特に有名なエリアが7つあります。アンティグア、フライハーネス、アティトラン、コバン、ウエウエテナンゴ、サン・マルコス、アカテナンゴです。どちらも上質なコーヒー豆の生産地として知られています。それぞれの地域ごとに違う特徴があるので、産地ごとに飲み比べてみるのも楽しいコーヒータイムに一役買うことでしょう。