ジャマイカ産のコーヒーと聞いて、コーヒー好きの人ならばすぐに思い浮かぶのはブルーマウンテンという名前ではないでしょうか。コーヒーの王様とも呼ばれるブルーマウンテンは日本でも人気が高く、とても高価なコーヒーの一つです。
ジャマイカ産コーヒーはどんな味なのか
ジャマイカ産コーヒーはとても香りが良いことで知られています。また、コーヒー独自の甘みも強いため、飲んだ後も風味や余韻が強く残ることが特徴です。そのため、別の豆とのブレンドにもよく用いられます。
ブルーマウンテンとは
ジャマイカの中で一番高い山がブルーマウンテンと呼ばれ、その標高は2256メートルです。この山は昼と夜との気温差が大きいことや霧が多く発生することなどから、コーヒーの栽培に適した場所となっています。斜面が急なブルーマウンテンでは収穫などコーヒーの栽培に関する仕事は全て人の手で行われています。また、ブルーマウンテンは麻の袋ではなく、樽に詰めて出荷されますが、その出荷方法がコーヒーの品質保持に欠かせないものとなっています。手間はかかりますが、樽の特性により豆は湿気や温度差から守られるからです。このように手間暇かけて栽培されているため、ブルーマウンテンはとても希少で高価なコーヒーとなります。
一度は飲んでみたいコーヒー
日本でも人気のブルーマウンテンはジャマイカ産コーヒーの最高品種です。香り高く繊細なその味わいはまさにコーヒーの王様の名に恥じないと言えます。少し高いコーヒーではありますが、コーヒー好きなら一度は味わってみたいものです。