グアテマラは中米にある小さな国ですが、コーヒーの生産量は世界で10位のコーヒー大国です。コーヒー栽培に必要とされる条件がそろっていることが大きな理由のひとつですが、それだけではなく、グアテマラでは品質の向上や管理のために、多くの努力が払われています。
産地ごとに特徴を持つグアテマラ産のコーヒー
グアテマラの国内には様々なコーヒーの産地があり、それぞれに特徴があります。中でも有名な産地として8つの場所がよく知られていますが、それらの産地の土壌や気候はそれぞれ異なっており、生産される豆は違った味わいを生み出します。産地の標高によってグレードが決められており、栽培が難しいとされる高地の豆が最高品種とされています。
グアテマラの味の特徴
産地によって味に違いがありますが、一般的にグアテマラ産のコーヒーは、フルーティーな香りと強いコクが特徴であると言われています。香りは果物のフルーティーさに加えて、花を思わせるような甘い香りも含まれており、とてもエレガントな風味です。飲み終えた後の余韻も十分に楽しむことのできる、品の良い味わいが特徴です。
ストレートでの飲み方がおすすめ
グアテマラ産のコーヒーは浅煎りで飲むと酸味が際立ち、特徴となっている香りや甘みを十分に楽しむことができます。複雑な香りが織りなす余韻を楽しむには、やはりストレートで何も混ぜないで楽しむのがお勧めです。もしミルクと一緒に飲むのであれば、深煎りにした方が香りやコクが引き立ち、かつ香りも失われずに楽しむことができるでしょう。
