タンザニア産のコーヒーは、あまり聞き覚えが無いという人が多いかもしれません。タンザニアはアフリカの東部に位置する国で、もともとはドイツの植民地でした。その時代にコーヒー栽培も始まりましたが、定着するまでには相当の努力と時間がかかりました。現在、タンザニア産のコーヒーの主な輸出先はドイツと日本になっています。
有名なタンザニア産のコーヒー
タンザニア産のコーヒーで、最も有名なブランドがキリマンジャロコーヒーです。このコーヒーはタンザニアにあるアフリカ最高峰の山、キリマンジャロ山の標高1500メートルから2500メートル付近で栽培されている豆になります。
味の特徴としてはフルーティーな甘みと強めの酸味です。酸味の強い別の品種と同様にすっきりとした味わいで、苦みやコクは控えめです。
タンザニア産のコーヒーの楽しみ方
フルーティーな甘みが特徴となっているため、煎り方は浅めがお勧めです。ミディアムローストかハイローストで、ペーパードリップなどで淹れて飲むことで、豆が持つ個性が十分に引き出されるでしょう。スッキリとした味わいが特徴となっているため、ミルクなどの混ぜ物はなるべくせずにストレートで飲むと、本来の味を楽しむことができると思います。
一度は飲んでみたい味
タンザニア産のコーヒーでも有名なのはキリマンジャロ豆です。日本ではとても人気のある品種ですが、上品な香りと酸味が特徴で、スッキリとした味わいを楽しむことのできるコーヒーです。コーヒー好きはぜひ一度は飲んでみたいコーヒーです。
