モカ・イルガチェフェとは
モカ・イルガチェフェは、標高1,700~2,200メートルの高地で栽培される水洗式のコーヒーです。上質なコーヒーの産地として知られるエキゾチックなエチオピア南部で採れる、最高の高地栽培コーヒーとされています。
このコーヒーは、標高の高さのおかげでゆっくりと十分な時間をかけて成長するので、木がコーヒーの実に栄養を与えて最高の味を生み出すのに最適な土地だと言えます。
イルガチェフェの町は、エチオピアのシダマ地域にある標高約1,900メートルの場所にあり、コーヒー生産の中心地となっています。
焙煎はミディアムローストがおすすめ
イルガチェフェの生豆は、そのデリケートな性質を生かしてコーヒーの酸味を引き立てるために、ミディアムローストが最適です。中深煎りや深煎りはずっしりとした重みのある甘いコーヒーがお好みの方にお勧めですが、深煎りにすると、イルガチェフェの繊細な品質が失われてしまいます。
イルガチェフェは香りが最高
上質なエチオピア・イルガチェフェのコーヒーは、ハッと目の覚めるような酸味とフルーティーな甘みを兼ね備え、ココナッツのような香りがするのも特徴です。
他に挙げられる魅力としては、ダージリンやピーチティーに似た香りを感じることができ、香りも味も優秀なコーヒーです。また、コーヒーの苦いイメージとはかけ離れた、切れのよい後味が特徴です。
フルーティーでさっぱりとした味わいのコーヒーですので、コーヒーのお伴には、チョコレート系よりも焼き菓子やケーキなどがおすすめです。紅茶好きの方にも、アフターヌーンティーならぬアフターヌーンコーヒーはいかがでしょうか。