◇コーヒーの淹れ方で味が変わる!
市販のコーヒー豆でも、焙煎士がいる工房から買った豆でも、淹れ方ひとつで魅力を引き出すことができます。また抽出時間の違いでも苦みや雑味の出かたが大きく変わってしまうので、ちょっとだけこだわってみるとよいでしょう。正しい方法で抽出したコーヒーは、いつものコーヒー豆でも驚くほど味が変わります。ぜひ試してみてください。
◇おいしいコーヒーの淹れ方とは
まずは、十分に沸騰したお湯とケトル、ドリッパーなどを準備します。豆は中細挽き14gをスケールで測ってください。
マグやサーバーに置いたドリッパーにフィルターをセットしたら、一度フィルターにお湯をしみこませ予洗します。カップの予熱にもつながります。お湯を捨てたら、豆をフィルターに入れ、まずは少量(35cc程度)のお湯で豆を蒸らします。蒸らしの手順でコーヒー豆が均一になるようへらで軽く混ぜた後でお湯を注ぎます。大体2分の時間をかけて200ccのお湯をゆっくり注いでいきます。あとはお湯がサーバーに落ち切るのを待つだけです。
◇好みの味を追求しよう
コーヒーの淹れ方には正解がありません。バリスタさんやコーヒー好きな人のこだわりや科学的な見解などからそれぞれの淹れ方が存在しています。お湯を早く通すと酸味が立ち、ゆっくり通せば苦みが立つというようなバランスもあるので、自分自身の好みの味を追求していくとよいでしょう。もちろん焙煎や挽き方、ブレンドによっても味は大きく変わります。