コクと苦みが特徴のベトナム産コーヒー

ベトナム産のコーヒーについてはあまり聞かないかもしれませんが、実はベトナムはコーヒーの生産量が世界第二位のコーヒー大国です。ベトナムで生産されているコーヒーの多くはロブスタ種というもので、アフリカや南米で多く生産されているアラビカ種とは違う品種のものです。

 

ベトナムのコーヒーの品種

ベトナム産のコーヒーの味の特徴は苦みが強いことです。酸味や甘みなどはほとんどありません。ロブスタ種はアラビカ種に比べて品質が劣ると言われることが多く、ベトナム産のコーヒーはインスタントコーヒーや缶コーヒーなどにもよく使用されています。豆の品質は豆の大きさと欠点豆の含まれている割合で付けられ、最高品種のものがG1という格付けになります。以降、G2そしてG3と続きます。

 

ベトナムコーヒーとは

ベトナムコーヒーは現地ベトナムで主流となっている飲み方で、コンデンスミルクと一緒に味わう飲み方です。カフェ・フィンと呼ばれる専用のフィルターを使うことで、本格的なベトナムコーヒーを楽しむことができますが、もちろんペーパードリップでも大丈夫です。ベトナムコーヒーを飲みたい場合は深煎りで、通常よりも濃い目に淹れることがポイントです。

 

おすすめの飲み方

ベトナム産のコーヒーは苦みや渋みが強いため、ストレートで飲むよりはミルクなどと一緒に飲む方が美味しいと言われています。現地で主流のベトナムコーヒーがまさにそうですが、深い苦みとコクが特徴なのでミルクとの相性がとても良いです。コンデンスミルクを使って、本場のベトナムコーヒーを淹れてみるのも楽しみの一つです。