日本でも人気のあるインドネシア産のコーヒーにマンデリンやトラジャがあります。インドネシアはコーヒーの生産がとても多く、世界で第三位の生産量を誇ります。
コーヒー産業が盛んなインドネシア
火山による肥沃な土壌と暖かな気候がコーヒーの栽培に適していること、そしてオランダに占領されていた時代の大規模なプランテーションによってコーヒー栽培は国の主要な産業になりました。近年では日本の企業も出資してコーヒーの栽培がさらに活発になっています。
インドネシア産のコーヒーの品種
インドネシア産のコーヒーの多くはロブスタ種です。もともとはアラビカ種が多く生産されていましたが、サビ病の流行で国内のアラビカ種のコーヒーが大きなダメージを受けた際にロブスタ種への植え替えがなされたそうです。世界的に人気のあるトラジャやマンデリンはアラビカ種で、酸味が少ないことが味の特徴となっています。苦みが強くコクのある味わいのトラジャやマンデリンは、少し冷めてくると甘みも出てくる深い味わいのコーヒーです。
種類が豊富なインドネシアのコーヒー
インドネシア産のコーヒーの多くはロブスタ種ですがマンデリンやトラジャなどのアラビカ種もあり、インドネシア内の産地によっても味わいは大きく変わります。トラジャはスラウェシ島で、そしてマンデリンはスマトラ島で生産されているアラビカ種です。他にもバリ島で生産されているキンタマーニなども人気があります。グレードは欠点豆の割合に応じて付けられ、最高品種はグレード1、そしてグレード2から5までと続きます。