メキシコでは古くからコーヒー栽培が盛んに行われてきました。国の南部では高温多湿の気候に加えて、標高の高い場所がたくさんあるためにコーヒーの栽培に適した土地となっています。最初にコーヒーを持ち込んだのは植民地支配をしていたスペインであるとされていますが、今やメキシコのコーヒー栽培は国の主要な産業になっています。
バランスが取れていて飲みやすい
メキシコ産のコーヒーの味わいは苦みが少ないことが特徴です。程よい酸味と、さわやかな香りもまたメキシコ産コーヒーの大きな特徴です。バランスが取れていて上品な味わいのメキシコ産コーヒーはとても飲みやすく、毎日飲んでも飽きない味です。メキシコ産コーヒーそのものだけを楽しむことももちろんお勧めですが、他の豆とブレンドで使用することにも適しており、ブレンドのベースとしてもよく用いられます。
メキシコのコーヒーは煎り方で味わいが大きく変わる
香り豊かで酸味があるため、何も混ぜないでストレートで飲むとメキシコ産コーヒーの特徴を十分に味わえると思います。浅煎りで淹れれば、その豊かな香りと酸味を十分に楽しむことができますし、深煎りにすると苦みとコクが増すためにまた違った一面を楽しむことができます。
美味しい飲み方
メキシコ産コーヒーは全体として苦みが少ない品種なので、エスプレッソやカフェラテなどにはあまり向いていないかもしれません。メキシコ産コーヒーは浅煎りでストレートで飲むと、その特徴である豊かな香りと程よい酸味を楽しむことができます。ブレンドのベースとしても使うこともできる、とてもバランスの良いコーヒーです。