エメラルドマウンテンもコロンビア産のコーヒー

ケニア産のコーヒーの歴史は浅く、アフリカの中ではわりと近年になってからコーヒー栽培が始まりました。しかし、ケニアのコーヒー栽培に対する姿勢はとても真摯なもので、コーヒーの研究機関や学習機関が設置されたり、徹底的な品質管理がなされたりしており、現在ではケニア産コーヒー豆は世界的にもとても評価の高いものとなっています。

 

ケニアのコーヒーの味の特徴

ケニア産のコーヒーは、全体的に香り高い、柑橘系のフルーティーな味わいが特徴となっています。スッキリとした味わいではありますが、コクや苦みもきちんと主張しており、とてもバランスのとれた味が人気の理由となっています。ケニアの特徴である風味は焙煎によって消えてしまうような弱いものではないため、煎り方を変えて楽しむことができるのも特徴となっています。

 

淹れ方で変わるケニアコーヒー

煎り方で味わいが変わるのがケニア産のコーヒーの特徴の一つです。浅煎りで淹れると柑橘類を思わせるフルーティーな味わいを楽しむことができるのに対し、中煎りから深煎りで淹れると苦みとコクが出て、全く違った味わいになります。ストレートで楽しみたい場合には浅煎りで程よい酸味とフルーティーな香りを楽しむのがお勧めですが、ミルクを入れて飲むならば深煎りでコクを出したものがお勧めです。

 

ケニア産のコーヒーの楽しみ方

同じ豆でも煎り方で大きく味わいが変わるのがケニア産のコーヒーの特徴です。豆そのものの味わいがしっかりしているので、それが可能になっています。自分の好みに合ったセレクトをするのも良いですが、いつもとは違った味を試してみたいときはケニア産のコーヒーはお勧めです。